2010年に「KOBEコレクションモデルオーディション2010」でグランプリを受賞。以降、様々なファッション雑誌で活躍。さらに、俳優としても映画やドラマ、ミュージカルなどで幅広く活動する。近年の主な出演作品は【舞台】『PRETTY WOMAN The Musical』(26)、『マリー・キュリー』『アメリカン・サイコ』(25)、【映画】『サラリーマン金太郎』(25)、【ドラマ】『クラスメイトの女子、全員好きでした』(24・YTV)など。劇団☆新感線には22年の『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』以来2作目の参加となる。
石田ニコル
NICOLE ISHIDA――『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還―』(2022年、以下『薔薇サム2』)以来の劇団☆新感線からのオファーですが、お話が来てまずどんなお気持ちでしたか。
とにかく、嬉しい!の一言でした。ぜひまた出たいと、思っていましたから。再び、新感線のオープニングにかかるアノ音を聞きながら本番を迎えられる日々が来るんだと思うと、ものすごくワクワクします。
――振り返ると『薔薇サム2』は、どんな思い出がありますか?
天海(祐希)さん、古田(新太)さん、生瀬(勝久)さん、(高田)聖子さんといった方々に囲まれていた毎日でしたから、もう常に頭がいっぱいいっぱいでしたね。ひたすらがむしゃらに頑張っていたんですが、現場の空気感もいのうえさんが作る世界観も含め、やっぱりとても楽しかったという記憶ばかりが残っています。
――では、またあの場所に戻れるというのは。
本当に嬉しいです。今回は古田さんもいらっしゃるので、安心感がハンパないです(笑)。
――古田さんと舞台上でご一緒してみて、どんな思いがありましたか。
古田さんって舞台に立っている時、一見すると力を抜いているように見える一方で、ものすごくカッコイイんですよね。まとっている空気感、オーラみたいなものからして迫力が違うというか。一緒にお食事に行かせてもらったりすると、優しいお父さんみたいな違う面も出て来るんですけどね。だけど稽古や本番で一緒に立っている時は、やっぱりこちらの身が引き締まる感じにもなる。特に稽古中に頭がいっぱいいっぱいになってちょっとパニックになりそうな時とか、ふと気づくと古田さんが黙ってこっちを見ていることがあって。特に深い意味はなくこちらをただ眺めていただけなのかもしれないんですが、勝手に私としては「あ、ハイッ、頑張ります!」という気持ちになって踏ん張れたんです。そんなことが、ちょこちょこありました。今回もまた見守ってくださるといいなあ、と勝手に思っています(笑)。
――今回の台本を読まれてみての、ご感想は。
クスクス笑いながら、読みました。特に劇団員の(村木)よし子姐のところとか、どんな風になるんだろうといろいろ想像してはニヤニヤしています。お笑いもあって、ミステリーもあって、歌もあって、さらにはちょっと変態チックな感じもあって(笑)。
――確かに『薔薇サム2』ともまた違うベクトルの“オモシロ”さのある舞台になりそうですが、ニコルさんはこういう笑いの要素強めの作品はお好きなほうですか?
はい! コメディ要素のある作品には私もたまに出させていただいていますが、でもやっぱり一番難しいのが“笑い”だとも思っています。特に新感線の舞台で求められるコメディは、客席で観ている時はウワーッとなって心から笑えちゃうので、参加する限りは私もできることを全力で頑張りたいと思っています。信頼しているいのうえさんがおっしゃる通りに動けたら、間違いないですからね。
――今回は、歌劇団の女優役ですね。ビジュアル撮影ではとても素敵なお衣裳で。
モリモリに盛られた、豪華なドレスを着させていただきました(笑)。「昭和の女優の雰囲気で」と言われたので、メイク中に昭和の女優さんの写真を調べてみたりもしつつ、気持ち大きめに、オーバーな手ぶりをしたり。だけど、おそらく単なる“歌劇団の女優”だけではない、もう二捻りくらい何かありそうな、謎めいた雰囲気のある役ですよね。まあ、今のところはまだ稽古前ですから具体的なことはあまり考えないようにしています(笑)。
――現時点で、一番楽しみに思われていることは。
楽しみなことはいっぱいありますけど、シンプルに、稽古場で劇団員のみなさんに会えることが一番かもしれません。あとは、いのうえさんの演出をまた受けられること。実際に、目の前でいのうえさんがやって見せてくれるんですが、私の役を演じてくれる時の、あの可愛い仕草のいのうえさんをまた見られるのがとても楽しみなんです(笑)。
――では、お客様に向けてお誘いのメッセージをいただけますか。
笑いあり、アクションあり、歌ありの、とても賑やかな舞台を、私もステージ上で精一杯ふざけつつ、キャストのみなさんと一緒に楽しみながら作っていきたいと思っております。ぜひ、みなさんも謎解きしながら観ていただけたら嬉しいです。劇場で、お待ちしております!
以前からレモンを育てていて、冬になって実がなったらそれを凍らせてレモンサワーにするのが毎年の楽しみだったんです。今年は蝶々の幼虫がたくさん付いてしまって、ほとんどの葉っぱが食べられてしまい、実がならなかったんですよね。おかげで、レモンが食べられない事件となってしまったわけですが。洗濯物を干すたびに様子を観察していたら、その幼虫たちが順調にさなぎとなっていまして。今では、春になって飛び立つ日までしっかり見守っていきたいと思っています。レモンは育たなかったですけど、蝶は着々と育ってます。
2010年に「KOBEコレクションモデルオーディション2010」でグランプリを受賞。以降、様々なファッション雑誌で活躍。さらに、俳優としても映画やドラマ、ミュージカルなどで幅広く活動する。近年の主な出演作品は【舞台】『PRETTY WOMAN The Musical』(26)、『マリー・キュリー』『アメリカン・サイコ』(25)、【映画】『サラリーマン金太郎』(25)、【ドラマ】『クラスメイトの女子、全員好きでした』(24・YTV)など。劇団☆新感線には22年の『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』以来2作目の参加となる。