ARATA60

橋本じゅん

（先に還暦を迎えたじゅんさん）いや、もうこれ以上変わってほしくないのに、変わっていく日常なので。「もういいわ！」って日々思っています。だから古田くんへ還暦のコメントをと言われても、彼が困るんじゃないですか、「そんなものいらんわ」みたいな。とはいえ、ここはね。まあ、「おめでとうございます、本当は祝ってほしかったんだろう？　みんなから祝ってもらって良かったね！」と言っておきましょう（笑）。

高田聖子

「よくぞ60歳まで生きてくださいました！」に尽きますよ。もっと早く死んじゃうかなと思ってたけど、まだまだ生きていけそうですから、さらに古希とかどんどん目指してください。ランドマーク的にいてくれはったら、それはそれでみんな楽しいですから。

粟根まこと

「ようこそ、オーバー60の世界に！」 （昨年に還暦を迎えた粟根さん） 60歳を越えたからといって、どうってことはないんですよね。でも、やはりどんどん体力は落ちていき記憶力は落ちていき、そういうのを実感しています。だけど古田くんだってもう既に記憶力は落ち、体力も落ちているようなので今更どうということもないでしょう。どうか頑張って生きてください。と、そのくらいですね。

羽野晶紀

えー、まだ還暦なの？　お祝いかぁ……。還暦って言ったら、昔だったらおじいさんのイメージだったけど。だけど、確かに私も自分の年齢でびっくりするからなあ。そう考えると、古田先輩が還暦だと言われても驚かないかも。実はもっとおじいちゃんなんだと言われれば、そうなんだーって思うし。なんか、いいじゃん、パンツは赤ふんどしとかに変えてみたら？　とりあえずなんか赤いものを着たりするんでしょ？　もう、どんどん可愛くなってほしいね。だってさ、私の周りの人たちみんな、ふるちんのこと「いい人だよね」って言うんだもん。私の記憶の中では、いい人のカケラもない先輩だったのに、おかしいよ！（笑）　だから、もうこの際、どんどん可愛くなってほしい。そして、ゆるキャラみたいになればいいじゃん！（笑）

橋本さとし

僕「でかい背中をずっと追いかけている」みたいなこと言ってましたが、なんやかんや言っても僕も古田さんの４カ月後には還暦になるんですよ。実はほとんど、年齢は変わらないんです。だけど大阪芸大の学食で初めて古田さんを見た時から、十何年くらい年上に見え続けてるんですよね。古田さんの生きざまは、当時からずいぶん大人っぽかったからなあ。途中で、どんだけ追いかけても自分じゃ追いつかないことに気づき、今はもう追いかけるのを辞めてますけども（笑）。ただ、どの役者よりも背中やら後頭部やらをずっと見続けてきた人であり、「自分は自分でいいんだ」と教えてくれた人でもありますから。「今までやり続けてくださって、ありがとうございます！」という感謝は改めて感じています。

小池栄子

何年もずーっとあの姿のままだから、還暦になっても変わらないんじゃないかと思いますが（笑）。それより、じゅんさんが61歳だとさっき聞いて、じゅんさんより年下だったんだ！と驚きました。というか、この劇団の人たち、みんな年齢不詳ですよ（笑）。でも同じ時代に、こうやって自分も一緒にお芝居の仕事ができることはありがたいです。古田さんと初めてご一緒したのは『万獣こわい』（2014年）で、同じ年の『ラストフラワーズ』は“大人の新感線”だったから、今回ようやく新感線の本公演でがっつり絡むことができます！　今年までちゃんと元気でいてくれて、ありがとうございます（笑）。この先も、どうか身体にだけは本当に気をつけてほしいなって思っています！

早乙女太一

えええ！　還暦ですか、ヤバいですね。いやあ、もうそろそろですよね。毎回、そろそろと言い続けて、もうだいぶ経ちましたけど（笑）。そこがまたすごいなと思います。なんだかんだと文句を言いながらも、しっかりやり続けていて。僕も偉そうにいつも、古田さんと戦うときはちょっとでも自分が憧れた人をサポートできたらいいなとか、殺陣で古田さんがよりカッコよく見えるようにできたら、なんて言ったりしているんですけど、結局ご自分でカッコよくできちゃうんですよ。僕のサポートなんて、あまりすることもなくて。といっても、還暦ならいよいよそろそろだとも思うので（笑）。本当にその時が来たら、全力でサポートさせてもらいます！

向井理

お祝いというか、ちょっと僕も人のことは言えないんですけど、古田さんもそろそろ酒量を考えたほうがいいと思いますよ、という一言を言わせていただこうかな（笑）。だって「○○で飲んでたよ」とか、しょっちゅういろいろな方面から情報が入ってくるので。体調を壊さない程度に、今度一緒に飲みましょう。僕も、古田さんのお芝居をまだまだ観ていたいですから、長く続けていただくためにもどうか健康には気をつけてください！