SAOTOME Yuki
早乙女友貴
天魔王
COMMENT
MESSAGE
劇団☆新感線の代表作でもある『髑髏城の七人』その最後の公演のお話をいただいたときは率直にうれしかったです。同時に、多くの方々に愛され、時代を越えて受け継がれてきた作品だからこそ、その世界に身を置くことへの責任も強く感じました。
新感線の魅力は、誰も格好よさを追いかけていないところにあるのだと思います。それぞれが作品に誠実であろうとする。その姿勢だけが舞台に積み重なり、気がつけば、それが格好よさになっている。格好よさとは、つくるものではなく、滲み出るものなのだと、新感線の現場にいるたびに感じます。
そして、照明や音楽、美術や衣裳、そのすべてが役や物語をより深く立ち上げてくれる。同じ作品を信じ、同じ景色を目指すスタッフの皆さんがいるからこそ、一人では辿り着けない場所まで役を連れていってもらえる。その揺るぎない一体感こそが、新感線という劇団の魅力だと思います。
最後の『髑髏城の七人』だからこそ、どんな景色が生まれるのか、今からとても楽しみです。この節目に立ち会えることを光栄に思いますし、「僕たちでよかった」と劇団の皆さんにも、お客様にも思っていただけるよう、一瞬一瞬を丁寧に積み重ね、楽しみたいと思います。
これまで『髑髏城の七人』を愛してくださった方にも、初めてご覧になる方にも、この作品だからこそ生まれる熱と感動を劇場で感じていただけたらうれしいです。最後の『髑髏城の七人』を、ぜひ一緒に見届けてください。