『浦島さん』『カチカチ山』

演出:いのうえひでのり【浦島さん】脚色:倉持裕 出演:福士蒼汰 羽野晶紀 粟根まこと【カチカチ山】脚色:青木豪 出演:宮野真守 井上小百合
演出:いのうえひでのり【浦島さん】脚色:倉持裕 出演:福士蒼汰 羽野晶紀 粟根まこと【カチカチ山】脚色:青木豪 出演:宮野真守 井上小百合

『浦島さん』『カチカチ山』

チケット情報 2020年10月4日(日)~17日(土)東京建物Blliria HALL

お知らせ

全ステージライブ配信

ごあいさつ

今だからできること、今だからこそやってみたいこと“Series Another Style”ヴィレッヂプロデュースがお贈りする今昔お伽ばなし
今だからできること、今だからこそやってみたいこと“Series Another Style”ヴィレッヂプロデュースがお贈りする今昔お伽ばなし

いのうえ歌舞伎『神州無頼街』。
一度は全中止を覚悟し、全ての関係者にその旨をお伝えしました。
先行きは、果てしなく不透明で不確実であると。
その時点では、正直別の選択肢は考えられませんでした。

ただ、本当にそれでいいのか。座したままでいいのか。

動けばリスクはあります。しかし、動かなければ希望もありません。
今の私たちに出来ること。最小限のカンパニーで出来ること。
やはり、動かなければ。

そう考えた時、この企画“Series Another Style”に思い至りました。
この新しい試みからスタートして徐々に課題に向き合っていけば、
2年後への公演延期も可能かも知れない。そう思えました。
そして一度は全中止とした『神州無頼街』は2022年春に延期開催することを決めました。

“Series Another Style”
この「動き」が、来たるべき未来への大いなる助走になることを願ってやみません。

2020年8月

エグゼクティブプロデューサー  細川展裕

 
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作品解説

【Series Another Style】

太宰治の「お伽草紙」を原案に、いのうえひでのりが最少人数カンパニーで挑む大きな挑戦。『浦島さん』『カチカチ山』のふたつのお伽ばなしが、現代によみがえる 太宰治の「お伽草紙」を原案に、いのうえひでのりが最少人数カンパニーで挑む大きな挑戦。『浦島さん』『カチカチ山』のふたつのお伽ばなしが、現代によみがえる

この秋お贈りするヴィレッヂプロデュース2020”Series Another Style”。太宰 治の小説「お伽草紙」を原案に、「浦島太郎」ならぬ『浦島さん』と、かつての『カチカチ山』という今昔お伽ばなし、演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりが手掛けます。

コロナ禍でも楽しんで頂けるエンターテインメントを模索する中、25年ほど前にいのうえひでのりが演出し、若かりし劇団☆新感線の劇団員・橋本じゅんと山本カナコが演じた狸と兎の二人芝居「カチカチ山」よりヒントを得て、密にならないキャスト、密にならないスタッフによる、「今ならでは」の二人・三人芝居への挑戦へ至りました。

『浦島さん』の脚色は、圧倒的な筆力で二重三重の織物のような劇構造の中に真実を構築する倉持 裕、『カチカチ山』の脚色は、人間の善悪を織り込んだ駆け引きめいた心の襞をかかせたら日本一の青木 豪。この二人が才筆をふるい、最高の台本を創り上げます。

惜しくも公演延期となったいのうえ歌舞伎『神州無頼街』でタッグを組む姿が待ち焦がれる福士蒼汰、宮野真守が、この企画に改めて共鳴し、『浦島さん』『カチカチ山』で主演します。『髑髏城の七人』Season月<上弦の月><下弦の月>のダブルチームでそれぞれ主演を務めましたが、今回はそれぞれの物語を背負い、劇場に降り立ちます。
そして『浦島さん』の共演に、『髑髏城の七人』Season月でも座組をともにした劇団☆新感線の羽野晶紀、粟根まこと。『カチカチ山』の共演には、本多劇場の再開の旗艦ともなった無観客生配信公演で、初の一人芝居を堂々と演じ話題を呼んだ井上小百合。これまで苦楽を共にしてきた劇団のベテランと、いのうえ演出に初参加の若手が華を添えます。
また、公演は全ステージを配信予定!ご自宅でも本公演をお楽しみ頂けます。

新しい様式を模索する中で生まれた、密にならない少人数のカンパニー。劇場で、適度な距離は保ちつつ、配信で心は密接に。ふたつの形でふたつの作品をみなさまにお届けいたします!

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浦島さん
あらすじ

名家の長男として、品行方正に暮らす浦島太郎(福士蒼汰)。
世に溢れる批評に辟易した彼は、なるべくそこには近づかず、風流に生きようと努めている。弟妹はそんな彼をつまらないと言うが、風流人はなにごとにもムキにならないのだと、その心がわからぬ人々を憐れみながら生きていた。
そんなある日のこと、助けてもらった恩返しに現れた(粟根まこと)から、竜宮城には他人をどうこう言う者はおりません、と聞き、そんな素晴らしい場所があるならばと、おっかなびっくり海の中へ。なにを聞いてもまともに答えず斜め上。されどもっともな亀の言葉に翻弄されつつ、竜宮城にたどり着く。
そこにはドライな態度の乙姫(羽野晶紀)、そしてすべてが無限に許される空間があった。

カチカチ山
あらすじ

自称・作家の男(宮野真守)。
俺は見た目もいいし女にもモテるし、だから師匠の太宰からもかわいがられる、と自分で言っちゃう自己肯定感高めの男だ。のらりくらりと生きてきたものの、30代後半を迎えても空っぽな自分に危機感を覚えたか、「自分の小説を書くぞ!」と決心。戦時下の山奥に篭もる。
しかし、美しい少女(井上小百合)と出会った瞬間、殊勝な決心は雲散霧消。俺のことを愛してくれないか? と少女ににじり寄る。だが、潔癖な少女は軽佻浮薄な輩が大嫌い。自分に気があるのをいいことに男を誘い、破滅させようと策略をめぐらす。
いい格好しいなのか、それとも単なるバカか。気づかず少女のいいなりになる男。
そしていつしか男の姿は狸、少女の姿は兎になっていた。

キャスト

浦島さん
浦島さん

福士蒼汰

Fukushi Sota

この状況でなにか自分にできることはないかとずっと考えていたところに、今回のお話をいただきました。色んな葛藤がありましたが、スタッフの方々が様々な思いで作ってくださった機会なので、全力で挑もうと決心しました。まだまだ予断を許さない中ですが、皆様が明るい気持ちになるエンターテイメントにできたらと思っています。

宮野さんとの共演は2022年『神州無頼街』に持ち越しになりましたが、今回もまた、ある種「一つの月を二人で形作る」んだなぁと感慨深い気持ちです。お互い成功させて、2年後に向けて、さらに期待を膨らませたいと思います! 三人芝居は初めてなので、期待と不安が入り混じっていますが、濃い時間になると思うので待ち遠しいです。

さらに今回は配信もあるので、より多くの方々に届くことを祈っています!皆様の心の栄養になるよう、精進したいと思います!

乙姫

羽野晶紀

Hano Aki

粟根まこと

Awane Macoto
カチカチ山

宮野真守

Miyano Mamoru

『神州無頼街』の延期が決定し、やはり僕も悔しい想いがありました。なので、僕らの想いを、何か届けられる方法がないか、どんな形になるかわからないけど、前に進める方法は無いかと思っていたので、今回の企画は、本当に嬉しかったです。

ただ、『神州~』での福士君とは本当に楽しみにしていた共演だったので、また共に舞台に立てないのは残念ですが、僕は「福士蒼汰」が大好きなので、今回も一緒に、想いを一つにしてお芝居を作っていける場所に居られることが、嬉しいし、ありがたいです。

今回の公演、実は、とても緊張しています(笑)。二人芝居と言う事は、出突っ張りって事ですし…。セリフ覚えられるかなぁ…(笑)。でも、この状況でも、みなさんにエンターテインメントを楽しんでもらうべく、気合入れて臨みますので、是非、楽しみにしていてください!

井上小百合

Inoue Sayuri
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スタッフ

『浦島さん』『カチカチ山』演出

いのうえひでのり

Inoue Hidenori

最近は、いろんなところで、いろんな演劇人が、探り探り、新しいコロナ時代の演劇のカタチを試みています。
僕らも、新感線の通常公演は断念せざるを得ませんでしたが、コロナ時代に即した“よりミニマムでタイトなカタチでの上演を!”という事でこの太宰治の二作品をやることにしました。

“月ドクロ”の際には僕の時間があまりなく、福士君と宮野君に対して僕的には不本意な稽古しか出来なかったというリベンジの意味もあり、今回は物理的な密は避けつつも濃密な中身の詰まった稽古、そして、舞台を作り上げたいと思います。
と、言うわけで今まであまり見たことの無かった福士君・宮野君をお見せできる作品になると思います。

『浦島さん』脚色

倉持 裕

Kuramochi Yutaka

当面、通常の芝居作りは無理だと覚悟した頃、「少人数の短編を作る」というこのオファーを頂き、これは我慢や妥協をあんまりしていない企画だ、と感じてすぐに引き受けた。
しかも原作小説『浦島さん』(というか大本の昔話)には、このコロナ禍に符合する要素がいくつもあった。かつて日常を送っていた村、何もせず遊んで暮らせる竜宮城、様変わりした元の村……。さらに、作中の太宰 治の世間に対する批評は、今の社会にも十分通用するものだった。
しかし原作は本当に短くて、最低でも一時間の芝居にするために膨らませる作業はなかなか苦労した。

落語か漫才の様な、道具は座布団、スタンドマイクぐらいしか必要ないような台本になったが、そこはいのうえさんの演出だから、海底を大冒険するスペクタクルに仕上げて下さるに違いない。

こういう事態の真っただ中にご覧頂くことを意識して書いた芝居です。ご期待ください。

『カチカチ山』脚色

青木 豪

Aoki Go

今回、コロナ禍で急遽の話なので、そう申し上げるのは気が引けるところがあるのですが、お話を頂けて単純に「嬉しかった」です。そもそも、いのうえさんに書かせて貰えるのが僕は一番励みになるし、久々だし。「いざ鎌倉」って命令が下った時の御家人は、こんな気分だったんだろう、と、とにかく発奮しました。

原作はとても短いので、引き伸ばすにはどういう仕掛けを組んだら良いか、が難しかったです。あと原作の狸は本当にブサイクで汚らしいので、宮野さんにそれはどうか、と改変したところは、苦労したけど楽しかった。

これまでいのうえさんとご一緒させて頂いた作品では、僕が「ちょっと本音を書いてしまって恥ずかしいな」と密かに思っているところの演出が予想とまるで違っていて、何度も救われた思いがしていました。今回も、そういう「予想外」を期待しております。

「安心して演れて、安心して見られるように、二人芝居にしたいんだ」と、いのうえさんからオーダー頂き、「距離」を一番念頭において書きました。演者も観客も肉体的には離れていても、気持ちだけは「濃厚接触」出来るようにしたつもりです。どうぞ劇場へお越しください。

原作太宰 治「お伽草紙」新潮文庫版より
美術池田ともゆき
照明原田 保
衣裳前田文子
音楽岡崎 司
振付川崎悦子
音響井上哲司
音効末谷あずさ
ヘアメイク宮内宏明
小道具高橋岳蔵
特殊効果南 義明
映像上田大樹
大道具俳優座劇場舞台美術部
歌唱指導右近健一
演出助手山﨑総司
舞台監督芳谷 研
宣伝美術東 學
宣伝・公式サイト制作運営ディップス・プラネット
制作協力サンライズプロモーション東京
宣伝長谷川美津子 森脇 孝
制作デスク高畑美里
制作辻 未央 寺本真美
プロデューサー柴原智子
エグゼクティブプロデューサー細川展裕
原作太宰 治『お伽草紙』新潮文庫版より
美術池田ともゆき
照明原田 保
衣裳前田文子
音楽岡崎 司
振付川崎悦子
音響井上哲司
音効末谷あずさ
ヘアメイク宮内宏明
小道具高橋岳蔵
特殊効果南 義明
映像上田大樹
大道具俳優座劇場舞台美術部
歌唱指導右近健一
演出助手山﨑総司
舞台監督芳谷 研
宣伝美術東 學
宣伝・公式サイト制作運営ディップス・プラネット
制作協力サンライズプロモーション東京
宣伝長谷川美津子 森脇 孝
制作デスク高畑美里
制作辻 未央 寺本真美
プロデューサー柴原智子
エグゼクティブプロデューサー細川展裕

チケット

2020年10月4日(日)~17日(土)東京建物Blliria HALL
チケット
好評発売中


チケット料金
S席8,000円  A席7,000円
(全席指定・税込)
※枚数制限 お1人1公演1枚まで


としまチケットセンター
インターネット購入


(24時間受付)
※としまチケットセンター窓口での販売はございません。
※S席のみのお取り扱いとなります。
0570-056-777
お問合せ
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337
(平日12:00~15:00)
ライブ配信情報
全ステージのライブ配信を行います。
配信サービス=PIA LIVE STREAM
チケット料金=2,500円(税込)

アクセス
東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
東京都豊島区東池袋1丁目19−1
JR線・東京メトロ(丸ノ内線、有楽町線、副都心線)・西武池袋線・東武東上線
池袋駅東口(北)32番出口より徒歩4分

ムービー

みやげもの



ボタンをクリックすると『浦島さん』『カチカチ山』チラシ(PDF)をダウンロードできます。

ABOUT ヴィレッヂプロデュースについて

“劇団☆新感線”、“劇団、本谷有希子”、などの演劇公演を制作している株式会社ヴィレッヂによるプロデュース公演。ヴィレッヂでは他に“演劇村(village)フェスティバル”と銘打ち劇場費などの助成をする企画を行い、広く若い演劇人を応援する企画を行ってきました。
今後も演劇を制作する会社としての取り組みを軸に、新しい企画を制作し続けます。
ヴィレッヂ
ヴィレッヂプロデュース ステージガイド
『断色~danjiki~』(2013)
会 場青山円形劇場  
脚 本青木 豪  
演 出いのうえひでのり  
出 演堤 真一 麻生久美子 田中哲司