2011年1月26日(水)、ファンクラブの方々にメールマガジンを配信しました。
メールが届いていない方は<イープラス>までお問い合わせ下さい。
http://eplus.jp/shinkansenfc/toiawase/

あけましておめでとうございます。
いのうえです。
本年もよろしくお願いいたします。


今まで、こういうカタチで皆さんにご挨拶することは無かったのですが、
今年は30周年を超えて(しかもイロイロあった30周年目でしたから)、
新たな一年目に入るということもあり、
改めてここで自分自身の思いを伝えたいなぁ・・・と、いう訳です。


ホンっトに【30周年=去年】は色々ありました。

春公演の『薔薇とサムライ』も大変でしたが、
何と言っても忘れられないのは秋の『鋼鉄番長』です。

主演・橋本じゅんと池田成志の降板による休演、そして出演者交代で、
お客様ならび関係者の皆様には多大なるご心配、ご迷惑をお掛けしました。

改めてここでお詫び申し上げます。

また、この劇団の未曾有の危機的状況を支え、応援して下さったお客様に

もう一度ここでお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。

そして、この大ピンチを救ってくれたナイロン100℃の三宅君の男気と友情!
素早い対応をして下さった大人計画の制作陣の方々、うちのサンボ君の責任感!
西川瑞君のポジティブ感に感謝します。ありがとうございました。

まぁ、そんなこんなで大変な30周年でしたが、
ヘコむことなく我ら“新感線”は何とか31年目に向けて発車いたします。

まず春先には、復活!橋本じゅんの主演第一弾『港町純情オセロ』!!

シェイクスピアの傑作悲劇を、あの『IZO』の青木豪君が、
中世ヴェニスを近代日本のとある港町に置き換え、
ヤクザ達の抗争を背景にした人間ドラマに翻案したノアール・アクション。

脚本はまだ一幕第一稿までの段階ですが、相当に面白い本で、
これまでに無かったテイストの新感線になりそうです。

ゲストも、石原さとみちゃんをはじめ、大東俊介君、伊礼彼方君、松本まりかちゃん、

そして田中の哲ちゃんと、新感線初参加の方ばかり。
今からとても楽しみです。


そして、秋は中島かずきによる<いのうえ歌舞伎>最高傑作『髑髏城の七人 』を

全く新しい新世代の『髑髏城の七人・零』として大胆にリニューアルいたします。

現時点では詳しい内容は発表できませんが、今後の<いのうえ歌舞伎>、

そして今後の新感線の展開を占う重要な作品になることは必至。
絶対に見逃せません。乞うご期待!!


劇団☆新感線は以上の2本ですが、私、いのうえの個人的な活動といたしまして、

年始早々、村木仁が“猫のホテル”の市川しんぺーちゃん、池谷のぶえちゃんと結成した

ユニット“おにぎり”の旗揚げ公演『断食』の演出を担当させて頂きます。
1月26日(水)～30日(日)座・高円寺1(杉並区立杉並芸術会館)にて上演いたします。

作は前出の青木豪君のオリジナル新作。

台本は、はっきり言ってスゲェ面白いです。

いのうえ的にもキャパ200席ぐらいの小劇場での公演は

‘99年の『リトルセブンの冒険』以来ですから、実に12年ぶり。

もの凄く気合いが入っています。

こういう機会はめったにありませんし、また公演期間も短いですから是非、

色んな方に見逃さず観て欲しい。

絶対に面白い舞台になると思います。

★“おにぎり”の最新情報　　→　おにぎりブログ

★“演劇村フェスティバル”　→　公式サイト

最後に年末には、念願の『ロッキー・ホラー・ショー』。

古田新太をフランケン・フルターで!

『ロッキー・ホラー・ショー』は、僕も古田も相当に思い入れの強い作品。

まだ随分先ですが、こちらも今からワクワクしています。

★『ロッキー・ホラー・ショー』最新情報　→　PARCO特設ページ

と、今年もイロイロな舞台がある訳ですが、

間もなく51歳を迎えるにあたり「健康に留意しつつ、ますますガンバッていきたい!」と、

年頭に誓ういのうえひでのりからのご挨拶でありました。

(PS.おにぎりの『断食』、ほーんっと面白いから。絶対見逃さないで!!)

 

謹賀新年

2011年劇団☆新感線プロデュース公演予定
<春>『港町純情オセロ』
<夏>『髑髏城の七人』
☆詳細は順次当サイトにてお伝え致します。